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出会いという永遠

えっと、暗いです
あるBBSの企画みたいなもので書いたやつに加筆訂正・・・しました




雨宿りした木の上で少女は一人歌っている

周りには小さな光がいくつも浮かんでいる


 『風が歌うは子守唄

   寝ず泣く子等に眠り唄

   夜が歌うも子守唄

   起きて泣く子等に眠り唄

   子供達よはよ眠れ

   闇の唄を聞く前に』


その少女にだれも気付かない

僕しか気付いていない


「・・・・貴方・・・私が見えるの?」

「・・・・うん。見えるし声も聞こえる」

「そう・・・・」


少女は悲しそうに笑う


「・・・・・よろしくね」




少女と話して数週間たった

相変わらず少女は歌う


 『出会うは雨降る夕の空

  忘れることなき出会いの朱

   出会いは良けれど 別れは辛い』


その横顔はとても悲しそうだった


「ドウシテそんなに悲しいの?」

「もうすぐ別れが来るから」


また、悲しそうに笑う


その意味に気付くのは

次瞬間のことだった









少女の唄が聞こえた


  『さあいこう

    別れの道へ

    死の道へ

   死神にあったがために

   死へと向かう哀れな魂

哀れな少年の魂は

    永久にこの世をさまよう』


「君の周りにあるその光って・・・・なに?」

「えっとね、お友達なの」

「お友達?」

「うん。お友達」



   『さあいこう
  
     闇の道は

     今開く

     さあいこう

     消えることもかなわない
 
     愚かな愚かな魂よ

     さあいこう

     永久にこの世をさまようために

     死神の歌を聴いた対価を払うために』




その歌を聴いた瞬間理解した

でも逃げることは敵わなかった



彼女は死神だった

歌を聞いた人間を

二度と人間に戻らせない歌を持つ死神









   『増えたよ 増えたよ

     新しいお友達が

     増えたよ 増えたよ
  
     可哀想なお友達が

     ずっとわたしの傍にいて

     ずっとこの世で彷徨って

     ずっと消えずにここにいて』




僕は見つめる

彼女を見つける人間を

人間でなくなった僕は

ずっと

彼女の傍で


       彷徨う
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16:56 | 詩または短編小説 | comments (1) | trackbacks (0) | edit | page top↑
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comments

#
ウヒョー
ブラックですなぁ
たまりませんなぁ
by: 湯介 | 2006/07/03 00:21 | URL [編集] | page top↑

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